NASCAR参戦へ向けて始動
今季初テスト走行を終える
今季NASCARの一番下のクラスとなるウィークリー・シリーズ(NASCAR DODGE Weekly Series)への参戦を計画中の岡本章平は、4月5日(火曜)、ノース・カロライナ州にあるヒッコリー・モーター・スピードウェイ(Hickory Motor Speedway/1周=0.363マイル/約0.58km)においてテストを行なった。

NASCARダッジ・ウィークリー・シリーズは、ショートトラックを舞台に毎週行なわれるシリーズで、全米各地区ごとに分けられている。それぞれの地区でシリーズを争うのだが、各エントラントは転戦する必要はない。自分のホームコースだけで一定以上の参戦をし、そのポイントの優劣によって、同地区他サーキットのエントラントと競い合い、地区チャンピオンが誕生するシステムを取っている。シリーズは4つのディビジョンからなり、ヒッコリー・モーター・スピードウェイはディビジョンIIIに所属しており、岡本はそのレイトモデルクラスに参戦を予定している。岡本が参戦予定のラーキー・モータースポーツのマシンは、シボレー・モンテカルロ(V型8気筒4300cc/最高出力430ps)となる。

陽が傾いた夕方5時45分、岡本はこのマシンに乗り込み、2時間の走行枠を使って1周約0.58kmのコースを110周余り走り込んだ。今回のベストタイムは15秒4。2バルブ・キャブのレイト・モデルでの昨年のヒッコリーのポールタイムは15秒2であることを考えればなかなかの出来と言える。

走行後、このサーキットの2001年チャンピオンを獲得したこともあるチームのチーフメカニック、マーク・セッツァーは「アキはとてもコンスタントでいいタイムも出していた。明日にでもレースに出て勝つことができるよ。マシンを彼用にちゃんと作ってくればもっといいタイムも出せるはずだ。早くこっちに来てもらって一緒にレースがしたい」とコメントしている。

「NASCARへの参戦は以前から希望していたものです。伝統的なシリーズであるため、NASCARの一員となるべく、まずNASCARの原点でもあるこの一番下のカテゴリーを選びました。数多くあるシリーズ開催サーキットの中でこのヒッコリーを選んだのも、NASCARの聖地であるノース・カロライナにあり、近くに多くのNASCARワークショップがあるからです。この環境に馴染むこと、そして経験を積んでストックカーの勉強を積んでいきたいと思います。

まだ、今季の詳しい参戦の予定は立っていませんが、まずは10戦を目標に現在調整をしています。皆さん、応援をよろしくお願いいたします。

今日のテストは、自分にとってこのコース2度目の走行となるものでした。マシンは以前の時よりもルーズ(オーバーステア)で、少してこずりましたが、今回初めてニュー・タイヤを履いてその感覚もつかめましたし、小さなコースですが、じっくり2時間いろいろ探りながら走ることが出来ました。チームとのコミュニケーションは、まだ完璧とは言えませんが、話し合いを密にしてお互いにより良い関係を築いていきたいと思います」
TestテストHickory Motor Speedway